2016年9月15日木曜日
eki watch / 五十嵐威暢 / シンプル腕時計 / ブラウン腕時計
札幌駅の時計が腕時計になっている。その名残として、文字盤の数字下半分(4時から8時)が上下逆さまになっている。これは、駅の時計として高い位置に垂れ下がっているので、下から見上げる時に読みやすいように工夫している。デザインは、北海道出身の五十嵐威暢さん。札幌駅に隣接するJRタワーの星模様の大時計も彼のデザインです。



アロー自転車/西荻窪

西荻窪のアロー自転車。奥多摩産。
もう九年乗っているが、修理はタイヤのすり減りによる交換のみ。
とても頑丈というよりは、
構成している部品点数が少ないため、故障が起こりにくいという特徴がある。
それを下地にして、シンプルで潔いデザインが目立つ。
子供が分かるかっこよさである。
幼稚園を通り過ぎると黄色い声援がまれにあがる。
何よりこの自転車に搭載されているコースターブレーキ
(後輪についていて、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかる)の耐久性は素晴らしい。
マンションに自転車置場がなかった四年間、
雨ざらしで保管していた期間もあったが、
壊れる気配がない。
通常ハンドブレーキが壊れやすく修理費がかさみがちだが、
その点、この自転車は心配がない。
http://arrownisiogi.com/
stillness&light /シェーカー教の建築 / シェーカー教の生活
一般誌においても生活文化に注目するメディアが増えてきている。ファッションや芸術も確かに面白いが、生きている以上生活(食う寝るところ)を誰しも行っている訳で、どうせやるなら楽しんでかっこよく工夫して暮らしたいと思うのは必然だと思う。シェーカー教徒の送った生活は、質素倹約という一面では片付けられない、行くところまで行ってしまった(村社会的な)極端さがあって、とてもスリリングで現代においても揺さぶられるものがある。この本は、シェーカー教の建築を色々な室内風景から語っている。著者のヘンリー・プラマーは建築家であり写真家であるので、どの写真も美しい。シェーカー教関連の本は日本でもたくさん出版されているし、昔セゾン美術館で行った展覧会の図録など力の入った出版物があるが、それらと比較しても写真のクオリティは群を抜いている。














Atelier Morandi / Luigi Ghirri / アトリエモランディ / ルイジギッリ
イタリアの写真家Luigi Ghirri が
モランディのアトリエを撮影した写真集である。
この写真家自体の日本での知名度はそれほど高くないが、
写真家やアーティストのなかでは名の知れた存在である。
一度見ると記憶に残る情景や色味をもった写真家なので、
どこかで一度見たことがあるかもしれない。
近年だと須賀敦子全集の表紙に使われていて、
本屋で見かけて覚えている方も案外多いのではと思う。
僕もその一人であるが、その時はただ通りすぎてしまった。
この本を恵比寿のリムアートで見かけたときは、
忘れ物を偶然みつけたようでうれしかった。
その後、Ghirriの本を数冊古本で購入したが、
頻度高く戻ってくるのはここである。
ちなみに、モランディのアトリエを撮った作品集はもう一冊あり、
「Giorgio Morandi's Studio」というGardinが撮影したものがある。
両方すばらしい写真集であるが、比較しながら読むとギッリの写真の
特徴がはっきり感じてもらえると思う。
写真講義 / ルイジ・ギッリ / luigi ghirri
みすず書房より、
Luigi Ghirri の「写真講義」という本の邦訳がでた。
このLuigi Ghirri というイタリアの写真家に関して、
日本の本屋さんではほとんど作品集の扱いはないのであるが、
そういう状況で、邦訳が出版されることはうれしいことである。
Ghirri の写真の撮り方はもちろん、
Ghirri 自身のエピソード、
レコードのジャケットと写真の関係
ボブディランの大ファンだということ
Ghirri のBGMが、
ボブディランだということは今回初めて知った。
Casa Ghirri /ルイジ•ギッリの家 / luigi ghirri
“Casa Ghirri ”は、写真家Francois Halardがルイジ•ギッリの家を映した写真集である。室内の全景のみをただ機械的に羅列して映していくのではなく、生前の生活を感じさせるように、窓や棚に置かれた置物、壁にかけられた額縁などが醸す雰囲気を大切に撮影している。そのようなことが、個人的な推測であるが、ギッリの代表的な写真集であるアトリエモランディへのオマージュでもあるように思われる。インテリアも特に高価なものが置いてある訳ではないのだが、額の配置一つとっても、単体で置くより各々が強い結びつきを持ってよい雰囲気を作っている。それは、調和とも呼べるが、そこにはギッリの写真と同質の独自性をインテリアからも読み取ることが出来る本である。









Martino Gamper / 100 Chairs in 100 Days
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